【京都芸術大学通信】キャリア表現1を受講した感想|授業内容・課題・成績を紹介

本記事は京都芸術大学から依頼・監修を受けたものではなく、筆者個人の受講経験と見解に基づいて執筆しています。
また、授業内容・履修方法・課題・評価方法等は、筆者が受講した2026年度時点のものです。年度によって変更される可能性があるため、入学・履修を検討される際は、必ず大学公式サイトや最新のシラバスをご確認ください。
はじめに
自己紹介
私は2026年度4月に京都芸術大学 通信教育部 音楽コースに入学しています。
入学前や、入学後に困っている方の力になれるように大学の授業や制度などをリアルな学生目線で記事にしています。
キャリア表現1
私は2026年度の夏期に受講しました。
ちょうど自分自身のキャリアについて改めて考えたいと思っていた時期だったこともあり、履修することにしました。
この記事では、実際に受講した経験をもとに、「キャリア表現1」の授業内容や動画課題、受講して感じたことについて紹介します。
キャリア表現1ってどんな授業?
自分のキャリアを振り返り、「語る」ことを学ぶ授業です
「キャリア表現1」は、自分自身のこれまでの経験を振り返りながら、キャリアについて考え、それを他者へ伝える方法を学ぶWS科目です。
- WS科目とは…
-
「Webスクーリング科目」のことです。主に動画教材を視聴しながら学習を進め、章末テストやレポート試験、全体講評動画の視聴などを行う授業です。
ここでいうキャリアは、単純に「仕事」や「就職先」だけを指すものではありません。
これまでの学びや仕事、活動、経験なども含め、自分がどのような道を歩んできたのかを振り返っていきます。
授業ではキャリアについての基本的な考え方を学ぶほか、芸術やデザインに関わるさまざまな人のキャリアについて話を聞くことができます。
開講時期・単位数など
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 科目名 | キャリア表現1 |
| 履修形態 | Webスクーリング科目(WS) |
| 単位数 | 2単位 |
| 配当年次 | 1年次~ |
| 開講期 | 夏期・冬期 |
| 履修の前提条件 | なし |
| 主な学習方法 | 授業動画の視聴・動画課題・全体講評動画 |
| 指定テキスト | 『1からのキャリア・マネジメント』 |
| 私の受講時期 | 2026年度夏期 |
実際の授業内容
授業動画の視聴+動画課題の提出+全体講評動画の視聴
- 各章の授業動画を視聴する
- 必要に応じて授業コミュニティの「道標」を確認する
- 章末テストに取り組む
- すべての授業動画を視聴する
- 課題用の動画を撮影し提出
- 指定期間内に全体講評動画を視聴する
- 成績を確認する
いろいろな人のキャリアを聞けるのが面白い
個人的に印象に残っているのは、授業内でさまざまな人のキャリアについて知ることができたことです。
私が京都芸術大学の入学式で実際にお見かけしたスタッフの方も対談に参加されていて、「あ、この方だ」と少し親近感を持ちながら見ることができました。
キャリアの形は本当に人それぞれです。
最初から明確な目標があって現在の仕事に進んだ人だけではなく、さまざまな経験や偶然、人との出会いなどを経て現在につながっていることが分かります。

私は、人の経歴や「なぜ今の仕事をしているのか」という話を聞くのが好きなので、この部分はかなり楽しめました。
指定テキストについて
指定テキストは、
- 鈴木竜太・西尾久美子・谷口智彦『1からのキャリア・マネジメント』
私は、購入しすべて読みました。
キャリアについて学ぶ本というと、少し堅い内容を想像していましたが、個人的にはかなり読みやすかったです。
専門的な考え方も出てきますが、身近な事例を使いながら説明されているので、「キャリアについて初めて勉強する」という人でも比較的読み進めやすいと思います。
授業動画と一緒に読むことで、内容も理解しやすくなりました。
課題について
課題は動画提出
「キャリア表現1」では、一般的な文章レポートではなく、動画を提出する作品課題があります。
私が受講した2026年度夏期では、自分自身のキャリアについてカメラに向かって話すという内容でした。
授業で学んだエピソードトークを実際に使いながら、自分の経験について話します。
私は、
- 話す内容を考える
- 台本を作る
- カメラに向かって撮影する
という流れで取り組みました。
撮影にはスマートフォンではなく、パソコンのカメラを使用しました。
私が受講した際には、縦向き・横向きといった画面方向について細かい指定はなく、自分が撮影しやすい方法を選ぶことができました。
一方、編集や加工は行わず、そのまま提出する形でした。
※課題の具体的な条件は変更される可能性があります。必ず履修年度の課題ページをご確認ください。
課題そのものより「撮影するまで」が大変でした
動画課題そのものは、作業量だけを見るとそれほど大変ではありませんでした。
私が一番苦戦したのは、
自分自身について話している姿を動画に撮ること
でした。
文章で自分について書くのとは違い、動画では自分の表情や声まで残ります。
私はこれがかなり苦手です。
台本は比較的早く作れたのですが、そこからなかなか撮影する気になれず、実際に撮影するまで1か月ほどかかりました。
「課題をやるのに1か月かかった」というより、
「よし、撮ろう」と思えるまでに1か月かかった
という感じです。
ただ、実際に撮影してしまえばそれほど時間はかかりませんでした。
私は撮影後もほとんど動画を見返さず、そのまま提出しました。
何度も確認すると、逆に気になる部分が増えて提出できなくなりそうだったので、私にはこの方法が合っていたと思います。
課題の評価について
総合評価:B
78点
- 評価について
-
「D – 不可(再提出)」「C – 可」「B – 良」「A – 優」「S – 秀」の5段階評価です。
この授業では個別の詳細な添削コメントはありませんでした。提出後は全体講評動画を通して学びを深める形式になっています。
授業に取り組んでみて
授業内容はかなり魅力的でした
動画課題は個人的にかなり苦手でしたが、授業そのものは面白かったです。
特に印象に残ったのは、キャリアを単純に「職歴」として考えなくてもいいのだと感じたことでした。
大学で学んでいることも、これまで経験してきたことも、仕事以外の活動も、その人のキャリアにつながっています。
また、いろいろな人の人生や働き方を知ることで、
「こういう道の進み方もあるんだ」
と思えるのも、この授業の面白いところでした。
キャリアについての理論だけを勉強するというより、人の話を聞きながら、自分自身についても考えていく授業という印象です。
これから受ける人へ
受講前に知っておきたいこと
この授業を受講する前に知っておいた方がよいと思うのは、課題が文章ではなく動画であることです。
シラバス上でも課題が「動画課題」であることは確認できます。
実際の課題では、自分自身についてカメラに向かって話しました。
なお、シラバスのFAQには、課題動画では明瞭な発声や滑舌も評価の対象となるため、特別な事情がない限りマスク着用不可との案内もあります。
動画で自分のことを話すのが苦手な人は、少し余裕を持って課題に取り組んだ方がよいと思います。
課題を提出するだけでは履修完了にはなりません。
最後に公開される全体講評動画まで必ず視聴する必要があります。
WS科目では視聴状況も履修判定に関わるため、締切直前ではなく余裕を持って進めるのがおすすめです。
こんな人におすすめ
「キャリア表現1」は、特に次のような人におすすめしたい授業です。
- 一度、自分自身のキャリアを整理してみたい人
- 今後の働き方や生き方について考えている人
- いろいろな人のキャリア経験を聞くのが好きな人
- 自分の経験を言葉にする練習をしたい人
- 自己紹介や自分の活動について話すことが苦手な人
- キャリアという言葉を「就職・転職」以外の視点から考えてみたい人
特に、
「今まで何をしてきたんだろう」
「これからどうしていこう」
と考えている時期に受講すると、授業内容と自分自身を結びつけながら学びやすいと思います。
動画編集などの技術が必要な授業ではないので、動画制作の経験がないこと自体は、それほど心配しなくても大丈夫だと思います。
まとめ
「キャリア表現1」は、自分のこれまでの経験を振り返りながら、キャリアについて考え、それを人に伝える方法を学ぶ授業でした。
さまざまな人のキャリアについて話を聞けるところが面白く、単純な就職・転職の授業とは少し違った印象があります。
私は動画課題にはかなり苦戦しましたが、授業内容自体は楽しんで受講できました。
自分のこれまでを一度整理してみたい人や、いろいろな人の生き方・働き方を知りたい人には、面白い授業だと思います。


