社会人大学生

社会人大学生という選択肢|働きながら学ぶメリット・デメリットと両立のコツ

ochimiri

実際に私が悩んでいたことなども交え解説します

社会人になってから「もう一度学びたい」と思ったことはありませんか?
仕事や家庭を持ちながら大学に通うなんて難しそう…そう感じる人も多いかもしれません。

でも今は、通信制やオンライン授業を活用すれば、仕事を続けながら学び直しができる時代です。実際に私も京都芸術大学の通信教育部・音楽コースへの入学を検討中。働きながら好きなことを深められることに、大きな魅力を感じています。

この記事では、社会人が大学に通うメリットやデメリット、両立のコツなどを体験談を交えてわかりやすく解説します。


社会人が大学に通うメリット

キャリアアップ ― 好きを活かす道が広がる

社会人が大学で学ぶ最大のメリットの一つは、「好きなことを力に変える」チャンスがあることです。

私の場合、昔から音楽が好きで、それをただ趣味のままにしておくのはもったいないと感じ、京都芸術大学の通信教育部・音楽コースの入学を検討しています。仕事を続けながら学び、音楽スキルを磨くことで、将来的には音楽に関わる仕事や趣味を仕事に活かせる可能性を増やしたいと思っています。

統計でも、通信制大学の学生の 約74% が社会人であり、仕事をしながら学ぶ人が多数派であることが報告されています。大学や専攻の数も増えており、社会人のキャリアアップを支える制度が整いつつあります。


学び直し ― 勉強の楽しさと自己成長

社会に出てから「学ぶこと」の意味が変わる人は多いようです。単なる義務感ではなく、「分かると楽しい」「新しい知識や表現を身につけたい」という意欲を持って学び直す人が増えています。

私自身も、大人になってから改めて「分かることが増える楽しさ」に気づきました。仕事で使う知識と大学で学ぶ理論が結びついたとき、「なるほど!」と思える瞬間が増えてきて、それが勉強を続ける原動力になっています。


気軽さ ― 無理せず選べる学びのスタイル

通学制大学を中断したり仕事を辞めたりすることなく、学びを始めたり続けたりできることも重要なメリットです。オンライン・通信制なら、通学の負荷・移動時間・家族や生活の兼ね合いを減らせます。

「大きな変化を起こすことなく」「現状を維持しながら」勉強を進められるという安心感は、社会人にとって大きな魅力です。


社会人大学生のデメリット・注意点

時間管理の難しさ

授業が決まった時間に縛られない自由さがある一方で、自分でスケジュールを立てて毎週勉強時間を確保しなければならないという大きな課題があります。
私もフルタイム勤務なので、今の生活の多くが勉強時間に取られることに正直不安を感じています。


卒業率の低さ

通信制大学の卒業率は10〜15%前後と言われています。通学制大学の80〜90%に比べると低く、自己管理の難しさが影響していることがわかります。大学や専攻によっては50%を超えるところもありますが、学校選びの際には卒業率も確認しておくと安心です。


通学制大学とのワクワク感の違い

通学制大学ではキャンパスライフやサークル活動など「横のつながり」が自然に生まれますが、通信制やオンライン完結型ではそうした機会が少ないこともあります。人とのつながりを重視する人には、孤独さがデメリットになることもあります。


働きながら学ぶ両立のコツ

スケジュール管理は厳しすぎない

時間管理は大切ですが、完璧を目指しすぎると続かないこともあります。週に数回、1時間から始めるなど、小さな習慣から積み重ねることが大切です。


大学のコミュニティを活用する

通信制大学には掲示板やオンラインコミュニティがあり、先輩や同級生と情報交換ができます。わからないことは早めに質問できる環境があると、孤独感が減り、モチベーション維持につながります。


小さな目標を設定する

科目ごとに合格したら自分を褒める、1学期ごとに達成感を得るなど、小さなゴールを設定することで長期的に学び続けやすくなります。


学び方の選択肢

通学制大学

いわゆる「学生生活」を楽しみたい人向け。友人や教授と直接会い、キャンパスの雰囲気を味わえるのが魅力ですが、フルタイム勤務との両立は難易度が高めです。


通信制大学

コロナ禍で注目を集め、社会人の学び直しに最も適した形態の一つです。スクーリングは年数回程度で、働きながら学びやすいのが特徴です。


オンライン完結型大学

すべての授業をオンラインで受けられ、自分のペースで進められます。ただし、自己管理が苦手な人にはややハードルが高いかもしれません。


学費・奨学金制度について

学費は大学や学部によって大きく異なります。通信制・オンライン大学は通学制より学費が抑えられる傾向があります。

また、奨学金や教育訓練給付金など社会人が利用できる制度もあり、詳細は各大学の公式サイトで確認するのがおすすめです。


まとめ:社会人大学生はキャリアと人生を広げる選択肢

この記事では、社会人大学生のメリット・デメリット、両立のコツ、学び方の選択肢を紹介しました。

  • メリット:キャリアアップ、学び直しの楽しさ、仕事を辞めずに学べる気軽さ
  • デメリット:時間管理の難しさ、卒業率の低さ、横のつながりの少なさ
  • 両立のコツ:スケジュール管理、仲間づくり、小さな目標設定、サポート活用
  • 学び方の選択肢:通学制・通信制・オンライン完結型の特徴を理解して選ぶ

社会人になってからの学びは、単なる知識習得ではなく、キャリアの可能性を広げ、自分自身をアップデートするチャンスです。まずは情報を集めて、自分に合った学び方を見つけてみませんか?

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Ochimi_ri
社会人として働きながら、憧れだった音楽を学ぶため通信制の音楽大学に入学しました。 音楽やボイストレーニングなど、日々の学びと日常の小さな気づきをノートに残すように綴っています。 同じように学び直しや音楽に興味がある方のヒントや、一日の癒しになれば嬉しいです。
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